2019年07月04日に立憲民主党から比例代表で立候補した元モーニング娘の市井紗耶香候補。
左耳の後ろにいれた花のタトゥーを隠さずに民衆の前で演説をして話題になった。
日本では、まだまだタトゥー(刺青)は市民権を得られず、隠さざるを得ない場面が多いなか、市井紗耶香候補の行動には、様々な意見が飛び交い賛否両論ある。
しかし、政治家の刺青はそんなに珍しいのだろうか?
果たして日本を始め、世界にはタトゥーを入れた政治家はいるのか調査をした。
日本や世界にはタトゥー(刺青)を入れている政治家はどのくらいいるの?
かつて日本で刺青が入っている政治家といえば「保良浅之助」、「吉田磯吉」や「浜田幸一」が有名だった。しかし、彼らの体に本当に刺青が入っていたかは情報が少ないのと、信憑性が薄かったので、今回は候補からは外した。
しかし、地方の代議士であれば、メディアに取り上げられないだけで、普通に刺青を入れている政治人はいるだろう。なぜなら違法ではないのだから。
刺青を入れている政治家①:小泉又次郎
日本で刺青をいれた政治家として最も有名な人は、やはり”いれずみ大臣”との異名をとった「小泉又次郎」だろう。
そう、あの元総理大臣の小泉純一郎の祖父である。
小泉又次郎とは
1865年6月10日<慶応元年5月17日>生まれ
1951年9月24日(86歳没)とび職人から小学校助教授、新聞記者を経て横須賀市会議員に当選し、のちに議長を務める。そして逓信省大臣(ていしんしょう だいじん)となり、国民やマスコミから「いれずみ大臣」と呼ばれた。刺青は、家業であったとび職を継ぐ決意として刺れた。刺青の柄は龍など全身に渡って入っていたとされている。
【逓信省とは】むかし日本に存在した郵便や通信を管轄する中央官庁のこと。
刺青を入れている政治家②:セオドアルーズベルト(アメリカ合衆国 元大統領)
アメリカの第26代大統領を務めたセオドアルーズベルト(Theodore “TR” Roosevelt Jr.)は、胸に家の紋章の刺青を彫っていたとされている。
刺青を入れている政治家③:アンドリュージャクソン(アメリカ合衆国 元大統領)
こちらもアメリカ合衆国の第7代大統領であったアンドリュージャクソン(Andrew Jackson)。
彼も刺青をいれている政治家の一人。太ももの内側にトマホークの刺青が入っていたとされる。
刺青を入れている政治家④:ニコラス2世(ロシア最後の皇帝)
ロシア最後の皇帝であるニコラス2世(Nicholas Ⅱ)、ポーランドの王でもあった。1917年のロシア革命で支配は終焉した。刺青は右腕に龍が入っていたとされる。
刺青を入れている政治家⑤:ウィンストン・チャーチル
世界で最も有名な政治家の一人である元イギリス首相ウィンストン・チャーチル(Winston Leonard Spencer-Churchill)も刺青を入れていたとされる。刺青は腕にアンカー(船の錨)が彫ってあった。
刺青を入れている政治家⑥:キャロラインケネディ
在日米国大使でもあるキャロラインケネディ(Caroline Kennedy)は、アメリカの政治家である。アメリカの名門ケネディ家の一人。彼女は腕に蝶の刺青を持つ政治家。
刺青を入れている政治家⑦:サダムフセイン
サダムフセインは、イラク共和国の政治家(大統領、首相、革命指導評議会議長)。スンナ派のアラブ人。彼は右手の手首に3つの点の刺青があったとされている。
以上が刺青を入れている政治家たちである。
今回は、最も知名度のある政治家のみをご紹介した。知名度はないが他にも刺青をいれた政治家はたくさんいた。
彼らは刺青をいれた政治家たちのごく一部でしかなく、刺青の性質上、人目につかぬよう隠している政治家は他にもたくさんいるだろう。
有権者や国民は刺青をいれた政治家をどのように評価するのだろうか?関心が高まるテーマだ。
あなたはいかがかな?
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