入れぼくろの意味
入れぼくろとは、江戸時代に遊女とそのお客が愛を誓う表現方法の一つのイレズミのことを言う。江戸時代に流行し、自分の腕や手の甲に墨を刺した。もっとも古いやり方は、男女が手を握った時に、お互いの親指先端の位置に、ほくろのような点(墨)を入れるスタイル。また、これらの男女間のイレズミを起請彫り(きしょうぼり)とも言う。
こうして、遊女とお客の間で愛を誓いあったとされる。
時には、遊女の営業的な思惑であったり、男の独占欲であったりさまざまである。
入れぼくろの起源
入れぼくろが世に広まったのは江戸時代とされる。
古くは、刑罰でいれる入れ墨以外のイレズミを「文身(ぶんしん)」もしくは「入れぼくろ」などと呼ばれていたが、のちに、背中一面にあるようなイレズミは「彫り物」と呼ばれるようになる。
また、江戸時代の遊女たちがブームの火付け役とされ、京や大坂といった場所から江戸へと遊女の間でおおいに広がっていった。
もっとも、ブーム以前から「入れぼくろ」という言葉はあったとされるが、このブームの影響により、より全国的に入れぼくろが知れ渡って行くのである。
入れぼくろの種類
入れぼくろは、ホクロのような点だけのデザインだけじゃなく文字を入れることもある。
それは愛の誓いや自己のため(生き方や精神的)の言葉であったりと、色々な模様や文字だったとされる。
このように、入れぼくろとは遊女とお客の間で流行った愛情表現のひとつで、点や言葉を腕や手にいれることを言うのである。
もし、あなたが愛情表現のひとつとして、入れぼくろを考えているのなら、よくよく考えてから墨を刺すことを勧める。なぜなら、刺青は簡単には消すことが出来ないからである。
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